★★★SOUHT SHORE / サウスショア★★★
港からの移動時間が島中で最も短く、1年を通して海況も安定している南側には、世界的に有名な大型沈没船の宝庫です。そのワイキキ沖にあるダイビングポイントをいくつかご紹介。

■■YO257■■■
●最大水深:32m
●透視度:20m~50m
●流れ:頻繁に流れあり
●ダイビングレベル:中上級
●ボートでの移動時間:約15分
この船は1986年に人工環礁のため、ワイキキのホテル郡から2km程度の沖合いに沈められました。ポイントはロープ潜行でのシップレックダイブ。水深32mに沈む軍用のオイルタンカーは全長50m級の大型船。海がめ・トビエイ・サメなどの大物から、ムレハタダイ・ヨシズフエダイ・アカヒメジ・テングハギモドキなどの群れが生息しています。船内への進入口も沢山あり、中も広く通りやすくなっています。そして、このポイントは観光用潜水艦アトランティスの航路にもなっているので、タイミングの良い時には潜水艦にも遭遇できます。
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■■San Pedro■■■
●最大水深:24m
●透視度:20m~50m
●流れ:頻繁に流れあり
●ダイビングレベル:中上級
●ボートでの移動時間:約15分
サンペドロは1966年に沈められた沈没船で、元々は病院船でした。
もう一つの沈没船“YO257”から40m程度離れた所にあり、海況が良い日にはその両方に行くことが出来ます。船内には、大人しいホワイトチップシャークや海がめが住み着いており、かなりの近さまで近寄る事ができます。ここにもムレハタダイ・ヨシズフエダイ・アカヒメジ・テングハギモドキなどの群れが生息し、観光用潜水艦アトランティスの航路にもなっているので、タイミングの良い時には潜水艦にも遭遇できます。

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■■YS11■■■
●最大水深:34m
●透視度:20m~50m
●流れ:頻繁に流れあり
●ダイビングレベル:上級
●ボートでの移動時間:約15分
エアプレーンレック“YS11”は初の日本製旅客機。沈船YO257から少しはなれたところに沈んでいますが、ボートをつなげるためのブイがないためYO257から少し距離のある移動が必要です。しかし、yo257付近は頻繁に流れがあるため、行き、まはた帰りを考えると、どちら向きに流れがあっても行くことが出来ません。その上、水深が34m程度と深く、目印になる地形などが極めて少ないために、エア消費量が早いダイバーでは不可能です。YO257にボートを止め、流れ・透明度・ダイバーのレベルが全てそろった場合に限って、そのポイントが狙へます。
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■■Sea Tiger■■■
●最大水深:36m
●透視度:20m~50m
●流れ:弱い流れあり
●ダイビングレベル:中上級
●ボートでの移動時間:約5分
ボートでの移動時間は約5分程度とオアフ最短。最大水深37mとやや深めのシップレックポイント。
元々は日本の漁船だったSeaTigerは全長50m程度と沈船では大きめです。
その船の周りにはマダラトビエイやハワイアンスティングレイがちょくちょく現れます。その他カエルアンコウ・ムレハタダイ・ヨシズフエダイ・アカヒメジ・カンパチ。そして海がめが住み着いています。船内にも浸入できますが、最下層への進入は非常に暗くライトが必要。その反面、船体上部にある操舵室は明るく、操舵版には日本語で書かれたスイッチなどが今でも残っています。船首または船尾のやや下側から見上げる光景はかなりの迫力があり、沈没船の醍醐味を存分に味わえるポイントです。そして、船酔いが心配なダイバーにとっても、たった5分と言う移動時間は魅力です。

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今日も真っ青に晴れ渡るハワイです。
埼玉県からハネムーンでこられたAoki様ご夫婦とワイキキ沖へのボート体験ダイビング。昨年一度、グアムで体験ダイビングの経験があるお二人は少しの練習時間で直ぐに水にもなれ、水深11mの水底に向かってゆっくりと潜行。透き通った水中は、今日も静かにお二人を出迎えてくれました。そして直ぐに海がめに遭遇!

カメを見つけ瞬間、「あー!」と出した声が水中に響きます。

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ハワイのカメは逃げません。だから何時までも一緒に泳いでくれるので、こんな写真も高確率で撮れてしまいます。(良い写真ですねぇ・・・)
ワイキキ沖のポイントは海がめの宝庫です。この1ダイブで9頭の海がめと遭遇しました。

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海がめは水面で呼吸をしたら、水底に戻ってしばらくじっとしています。近づいてもダイバーなんて全然無視・・・じっくりと観察していると、水中にいる事すら忘れてしまいますよ。

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開始から40分間、沢山の海がめとたっぷり遊んだら一本目は終了です。

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水面に向かって上がりながら海がめのお別れを・・・と思った瞬間!怪しい影が視界に飛び込んできました。現れたのはサメです!ラッキー!

このサメは全く危なくないので心配要りません。

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海がめ、サメの余韻を楽しみながら2本目のポイントに移動します。

ボートの上で30分程度休憩したら、再び水底へ。

リーフに生息する魚を観察しながらゆっくりと35分間のダイビングです。

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ハワイには沢山のトロピカルフィッシュが生息しています。

これはイッテンチョウチョウウオ。

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綺麗な魚達と沢山泳いで、ダイビングを120%楽しんでいただきました。

Aokiさん、これからもずっとお幸せに!

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