南のボートへ行くと、殆ど毎回一緒になるアメリカ人のお爺さん?インストラクターがいます。ハワイでダイビングをしたことがある方の中には、彼のことを知っている人も沢山いるのでは・・・。
そんな彼は、何時も同じ日本語で日本からのお客さんに話しかけていました。
話の内容は全く無く、しかも意味不明・・・

 女性がいれば必ず・・・
 → 「オヒメサマ~、クリクリパ~♪♪」と、ムーディーな声で変な歌を歌い、
日本の何処から来たのか?と聞けば・・・
 → 「Oh~、トウキョウ・ニバン!オオサカ・イチバン!」
他に知っている日本語といえば「イチバ~ンスクーバセンセイ!」・・・たったそれだけです。

 しかし、その日本語だけで何時も皆を笑わせながら、船内を和ませていました。
彼の名はBobclark、通称“ボブジィ”・・・そう、ボブ爺さんという意味です。

 昨年のクリスマスイヴ、12月24日の朝、彼は静かにこの世を去って行きました。家族も無く、たった一人で旅立っていったのです。前日の23日、彼がスタスタと歩いている所を見たので、その話を聞いた時は全く信じられず、ただただ驚くばかり・・・しかし直ぐに悲しみがこみ上げてきました。

彼が最後にくれたプレゼント、それは亡くなる数日前に彼からうつされた“風邪”です。全くボブじぃらしいプレゼントです・・・。

 彼はみんなに親しまれていましたので、仲間が集まりボートでワイキキの沖まで行き、散骨セレモニー「Bob Memorial Service」も行われました。
私は帰国中で行けませんでしたので、個人的に彼のご冥福を祈りに行きたいと思います。
Sayonara Bob & Big Mahalo !

もしもボブ爺を覚えている方がいましたら、彼のご冥福を祈ってあげてください。
Bob Memorial はこちら・・・
bob max

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